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食べ合わせの話 - 鰻と一緒に食べちゃいけないものって、知ってますか?

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いやー、今日も暑かったですねー。


暑くてちょっとバテ気味の時に、食べると元気が出るものといえば、鰻(ウナギ)ですよね!

ランチタイムに熱々で出てくる「うな重」!
たまりませんねー!
肉厚の鰻にあまからーいタレ、山椒をピリッと効かせて・・・!

 

でも、ちょっと待ってくださいね。
鰻と一緒に食べたらいけないものがあるのって、ご存じですか?

 

今の若い人達にはあまり馴染みがないかも知れませんが、「食べ合わせ」とか「食い合わせ」と言って、一緒に食べてはいけない食材の組み合わせがあって、伝統的に古来から言い伝えられているんですね。
(専門的には、「合食禁(がっしょくきん)」といいます。)

それには、ちゃんとした医学的根拠があるものもあれば、迷信的・教訓的なものもあります。


また、最近では栄養学の発達によって、「AとBを一緒に食べると、AがBの栄養素の吸収を阻害する」という組み合わせがあることもわかってきて、料理をされる方の間では、良い組み合わせ、悪い組み合わせというのが広く知れ渡っているようです。

 

今日は特に、古来から言い伝えられている「食べ合わせ」について、いくつかご紹介しますね。

 


■ 鰻と梅干

鰻の脂っこさと梅干の強い酸味が刺激し合って、消化不良を起こすと言われてきました。これには医学的な根拠がないことがわかっています。
むしろ、実際には酸味が油の消化を助けるため、相性の良い食材なんです。
高級食材である鰻の食べ過ぎを防止するため、なんて説もありますね。


■ 天ぷらとスイカ

油の多い天ぷらと、水分の多いスイカを一緒に食べると、胃液が薄まって消化不良を起こすことがあります。
胃腸の弱い人や、特に下痢気味の人は、避けたほうが無難ですね。


■ カニと柿

どちらも食べた時に体を冷やす食材なので、一緒に食べるとその効果が倍増して、特に冷え性の人は症状が重くなる危険性があります。
また、カニは海のもので、柿は山のものです。昔は、海のものと山のものを一緒に食べようとすると、輸送に時間を要するためにどちらかが痛んでしまうから気をつけなさい、という食中毒に対する戒めの意味もあるようですね。


■ クルミと酒

クルミは昔から血行をよくする食材として知られています。
(ちなみに、栄養学的には、クルミに含まれるオメガ3脂肪酸という栄養素に血流を改善する効果があることがわかっています。)
酒もまた血行を良くしますので、同じ効能を持つ食材をふたつ同時に取ることは、過剰に摂取した場合に、危険性がありますよ、ということですね。
血圧が高めの方は、注意したほうがよさそうですね。


■ 蕎麦とタニシ

ほとんど噛まずに飲み込む蕎麦と、硬くて消化の悪いタニシを一緒に食べると、余計に消化が悪くなってしまいますよ、という言い伝えです。

 

■ 鮎とゴボウ

旬の時期が大幅にずれている食材の組み合わせで、一緒に食べようとすると必ずどちらかが痛んでいる可能性が高いので、止めたほうがいいですよ、という、食中毒に対する戒めですね。

 

■ アサリと松茸

これも旬の時期が大幅にずれている組み合わせです。


■ ドジョウと山芋

これは、単に食感が合わないだけ、ということらしいです。

 

■ おこわとフグ

医学的な根拠はなく、高級食材の食べ過ぎ防止、贅沢への戒めらしいです。


■ 筍(たけのこ)と黒砂糖

これも医学的な根拠はなく、高級食材の食べ過ぎ防止らしいです。

・・・


調べてみると、ほかにも
 ・タコと蕨(わらび)
 ・タコと青梅
 ・カニと椎茸
 ・フグと青菜

とかいろいろあるのですが、根拠が不明なものが多いので、割愛いたします。

 

それにしても、昔の話なので、現代の食卓には乗らないものが多いですね。
「タニシ」「ドジョウ」「黒砂糖」と言われても、ねえ。
いまいちピンと来ないですね。

 

ということで、次回は現代社会で産まれた「食べ合わせ」について書いてみようかと思います。
こちらは馴染みの食材が多いですよ。