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映画レビュー「ラ・ラ・ランド」ラストの数分間が心に刺さる!男と女の愛し方の違いって・・・【ネタバレあり】

 

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はじめに

 

今年のアカデミー賞で最多6部門を受賞した大ヒット映画、「ラ・ラ・ランド」をDVDでやっと見ました。

今後見ようかと思っている方のために、少しネタバレありですがレビューを書いていきたいと思います。

 

 

あらすじ

 

何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望のミア(エマ・ストーン)は、ピアノの音色に惹かれるようにジャズ・バーに入る。そこでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会うのだが、契約通りの曲を弾かないという理由でオーナーに解雇されたセバスチャンは、ミアを邪険に扱って店を出てしまう。

その後のある日、パーティに参加したミアは、生バンドでピアノを演奏していたセバスチャンと再会する。二人はともにパーティ会場を後にするのだが、夕焼けの街を見下ろす坂の上で語り合い、その距離をぐっと縮めていく。

やがて交際を始めたミアとセバスチャンだが、ミアには女優として活躍する夢があり、セバスチャンには自身のジャズ・バーを持つ夢があった。

同棲しつつ互いの夢を追い続ける二人だったが、徐々に二人の生活はすれ違うようになっていく。ある事をきっかけに二人は激しい口論をしてしまい、セバスチャンは家を飛び出していってしまう・・・。

 

感想など

 

トータルで評価すると、とても良くできた面白い映画だと思います。主演のライアン・ゴズリング、エマ・ストーンともに素晴らしい演技で、ストーリーも特別目新しいものではありませんが、ラブ・ストーリーの王道を洒落た音楽と背景で見せてくれる、名作と言っても言い過ぎではないでしょう。

 

ただ。

 

文句と言うほどではないのですが、少しだけ難癖をつけるとすれば。

ジャンルとしてはミュージカル映画ということになっています。冒頭の、渋滞中のハイウェイのドライバーが繰り広げる歌とダンスのシーンは、これからどんな素晴らしい映画が始まるんだろうと期待感でいっぱいにさせてくれます。

なのですが。

その後のミュージカル・シーンが、だんだんと尻すぼみになっていって、結果としてほとんど印象に残らないのです。

後になってよくよく思い出してみると、夜景のシーンでの二人は良かったなーとか、ミアのオーディションのシーンはグッときたなーとか、良いシーンは幾つもあったのですが、「よくよく思い出」さないと出て来ない。ミュージカル・シーンがメイン・ストーリーの付け足しぐらいの印象にしかなっていないのです。

 

どんなに素晴らしいミュージカル・シーンが見れるのだろうと期待して観ていったのですが、ストーリーは良かったものの、ミュージカルという点では非常に物足りない結果となってしまいました。

 

ただし、最初に書きましたように、トータルでは本当にいい映画です

特に、男と女の愛し方の違いとでも言えばいいのかな?これは凄く深く考えさせられますね。

ミアの夢を叶えるために自分の夢を諦めたセバスチャン、そのセバスチャンが夢を諦めた事をなじるミア、そして二人は離れていく・・・。

互いに相手の事を大事に思っていることは間違いないのに、どうしてすれ違ってしまうのだろう。

切ないですねー。

そうして離れていった二人は、皮肉にも、それぞれの夢を叶えた後で再開します。二人で一緒に人生を歩むことが二人の最大の夢であったはずなのに、その夢だけが永遠に叶うことがなかった。それ以外の夢は全て手中に収めたというのに。

ラストの数分間、叶うことのなかった二人の夢が走馬灯のようにスクリーンに流れますが、この映像は心に刺さりますねー。

 

決してハッピーエンドではないのですが、観終わった後は大きな爽快感とほんの少しの甘酸っぱい切なさが残ります。

いい映画だと思います。

 

最後になりますが、この映画の音楽は最高!です。

速攻でサントラ盤を購入してしまいました。

セバスチャンが「金」のために好きでもない曲をライブで演奏した、その「Start a Fire」という曲が良質のポップ・ナンバーでとても良かったです。