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日本原産の野菜って、何があるか知っていますか?

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はじめに

 

「夏野菜」の美味しい季節になってきましたね!

この季節では定番の「夏野菜」がゴロゴロッと入った「夏野菜カレー」、大好きです!

 

「夏野菜」というのは、皆さんご存知のとおり、夏に収穫される野菜のことを言いますが、代表的なものを挙げると、トマト、ナス、ピーマン、カボチャ、トウモロコシ、ズッキーニ、オクラなどがあります。

 

何だか西洋風の野菜ばかりですね。

 

これら「夏野菜」の原産国を調べてみると、

□ トマト

南アメリカのアンデス山脈高原地帯(ペルー、エクアドル)が原産。日本には、江戸時代に長崎に持ち込まれたのが最初のようです。

□ ナス

インド東部が原産。日本には中国、朝鮮半島経由で入って来て、奈良時代には栽培が始まっていたようです。

□ ピーマン

中南米が原産です。日本には江戸時代にポルトガル人によって伝えられました。

□ カボチャ

やはり中南米が原産です。日本には、江戸時代(1541年)にポルトガル船によって持ち込まれた記録が残っています。

□ トウモロコシ

これもまた中南米が原産で、日本には江戸時代(1579年)にポルトガル人によって持ち込まれた記録があります。

□ ズッキーニ

アメリカ南部、メキシコあたりが原産と言われています。日本で栽培が始まったのは比較的最近で、1980年代に入ってからですね。

□ オクラ

和の食材として使われることの多いオクラですが、意外にもアフリカが原産で、日本には明治時代初期に伝わったようです。

ちなみにオクラというのはちゃんとした英語で、「okra」と表記します。

 

と言うように、やはり「夏野菜」は日本原産ではないようですね。

 

日本原産の野菜って・・・?

 

「夏野菜」は日本原産でないものが多かったのですが、では、ほかの野菜はどうなのでしょう?

 

それでは、ここで問題です。

 

次に挙げる野菜のうち、日本原産の野菜はどれでしょうか?

 

① ダイコン

② カブ

③ ニンジン

④ レンコン

⑤ ゴボウ

⑥ ハクサイ

 

いずれも日本人の日常の食卓には欠かせない、和の食材と言ってもいいものばかりです

ちょっと考えてみてくださいね。

 

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・・・

 

それでは、解答です。

 

「どれも日本原産ではない」が正解です!

 

実は、野菜というのは、ほぼ日本原産のものがない、というのが実情なんです。

一般的なもので日本原産とされる野菜は、ヤマイモ(山芋)、フキ(蕗)くらいでしょうか。

※ただし、「和ハーブ」と呼ばれる日本独特の香草類には、日本原産のものが数多くあります。また、キノコ類の中にも日本原産のもの(椎茸、松茸、なめこなど)があります。タケノコも日本や中国が原産ですね。

 

それでは、問題の野菜類を少し解説していきましょう。

 

① ダイコン

おでんの具材NO.1のダイコンですが、意外にも日本原産ではないんですね。詳細は明らかではないのですが、地中海地方または中東が原産と考えられています。日本には、弥生時代にはもう伝わっており、平安時代中期に書かれた辞書「和名類聚抄」にはダイコンに関する記述があります。

江戸時代には関東近郊がダイコンの特産地であり、「練馬大根」は特に有名でした。

 

② カブ

京野菜の代表選手のようなカブですが、意外にもアフガニスタンあたりの中央アジアが原産と言われています。ただ、日本に伝わったのは非常に古く、「古事記」や「日本書紀」には既にカブの栽培を行っている記述があります。

 

③ ニンジン

こちらも京野菜ではお馴染みですが、カブと同様にアフガニスタンが原産と言われています。日本には二つのルートで伝わってきており、

中国で改良されて16世紀頃に日本に入ってきたものを東洋系ニンジンと呼びます。京野菜の「金時人参」はこの種類ですが、栽培が難しく、流通量は多くありません。

オランダやフランスで改良が進み、江戸時代末期に日本に入ってきたものを西洋系ニンジンと呼びます。現在はこちらの種類が流通の主流となっています。

 

④ レンコン

詳しいことはまだわかっていませんが、今のところ、インドが原産とされています。もともとは花の鑑賞用だったのですが、中国に渡ってそれが食用となり、奈良時代の頃に日本に伝わってきたようです。718年に書かれた「常陸国風土記」にレンコンに関する記述があります。

ただ、当時はまだ収穫量も少なく、本格的に栽培されるようになったのは、中国での改良種が伝わってきた明治初期以降のことになります。

世界的にレンコンを食用とするのは、中国と日本だけ、とも言われています。

 

⑤ ゴボウ

きんぴらや豚汁、煮物で食卓にも度々登場するゴボウですが、ユーラシア大陸が原産です。ただ、日本に入ってきたのは古く、縄文時代から、遅くとも平安時代には伝わってきたようです。もともとは薬草として中国から伝わってきました。現在のように食用として栽培されるようになったのは、江戸時代から明治にかけての頃ですね。

こちらも、ゴボウを野菜として食用にするのは、朝鮮と日本だけ、と言われています。

 

⑥ ハクサイ

鍋物には欠かせないハクサイですが、原産は中国になります。古代中国で栽培されていたカブの仲間が、チンゲンサイと交雑することで、ハクサイの原種が生まれたとされています。当初は結球しないものだったようですが、中国北部で冬季の貯蔵野菜として栽培されていくうちに、現在のような結球するハクサイになったとされています。

日本では、明治時代の政府が中国から導入しました。日清・日露戦争で現地でのハクサイ食に慣れた兵隊さんにより普及が促進され、昭和初期には全国に広まったということです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

正解できましたか?

日本の食卓を彩り、和食の重要な食材として欠かせない存在の野菜たちも、元を質すと遠い昔に遥か遠い国から海を越えて日本にやってきたんですね。

 

以前の記事では、「日本原産の果物」について書いていましたので、もしよければこちらもご覧ください。

 

www.ogiboke2519.xyz

 

次回は、「和ハーブ」編をお届けします!