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さつま芋を美味しく食べよう!

 

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はじめに

 

超暑かった夏も一段落して、一雨ごとに空気がその熱を逃がしていくような今日この頃です。

いよいよ、食欲の秋到来!ですね。

秋の味覚の代表格と言えば、なんと言っても「さつまいも」!食卓を飾るおかずにもなるし、スイーツにもなる食の万能選手ですね。

今回は、そんな「さつまいも」にスポットを当ててみました。

皆さんはどんな食べ方がお好きですか?

 

さつまいもの歴史

 

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原産は南アメリカ、ペルーの熱帯地方と言われています。紀元前800年頃には、中央アンデス地方で栽培が始まっていたようです。

15世紀の始め頃に、コロンブスによってヨーロッパに持ち込まれましたが、気候が涼しすぎたために当時のヨーロッパではあまり作られなかったようです。

16世紀になって、スペイン人やポルトガル人によって東南アジアの植民地に持ち込まれ、その後、フィリピンから中国を経て、1957年に日本(宮古島)にやってきました

日本では、琉球(沖縄)から薩摩(鹿児島県)に伝わったので、「さつまいも」と呼ばれるようになりました。

※中国(唐)から伝わったので、特に九州では「唐芋」とも呼ばれています。

 

日本全土に広がったのは、江戸時代、徳川八代将軍吉宗の頃と言われています。

当時は、今の埼玉県川越市あたりがさつまいもの産地で、江戸からの距離が十三里ほどあったことから、「栗(九里)より(四里)うまい十三里」という謳い文句で売られていたようです。

 

さつまいもの品種

 

日本に伝わってから品種改良が重ねられて、現在では60種ほどの品種があるようです。

よく市場に出回っている、代表的な品種をご紹介しましょう。

 

昔ながらのホクホク系: 紅あずま

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さつまいもと言えば「紅あずま」というくらい、日本では最もポピュラーな品種ですね。作地面積では全体の24%、もちろんさつまいもの品種の中では、最も多く作られています。

繊維質が少なく滑らかで、焼き芋、蒸し芋などどんな料理にも向いています。

収穫時期は9月上旬から11月中旬ですが、実は採れたてが美味しいかと言うとそうでもなく、2ヶ月程度貯蔵した方が、でんぷんが糖質に変わって甘味が増すんですね。なので、12月から2月の寒い時期が食べ頃だったりします。

「紅こがね」という品種もありますが、これは実は「紅あずま」と同じ品種で、優良なものを選んでこのブランド名で売られています。茨城県のJAなめがたでしか使うことのできないブランド名で、一級品の印みたいなものですね。

 

濃厚な甘味のねっとり系: 安納芋

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極甘さつまいもブームの火付け役となった品種で、種子島の特産品です。

糖度がとにかく高く、生の状態でも16度、じっくり時間をかけて焼くと40度にもなることから、甘いさつまいもが好きな人から絶大なる人気を誇る品種です。

産地などによっていくつかの兄弟ブランドがあり、「安納こがね」「安納紅」「灯篭蜜芋」「フルーツこがね」なども安納芋の一種です。

この品種はぜひ焼き芋にして、その甘味とトロリとした口どけを楽しみたいですね。

 

ホクホク系とねっとり系の中間: 紅はるか

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2010年に品種登録された、比較的新しい品種です。

他にさつまいもよりも「はるかに甘い」というコンセプトで作られたとおり、安納芋と同じくらいの甘さがあります。

その甘さには特徴があり、糖質の中でも麦芽糖の占める割合が高いと言われ、食べた時に強い甘さを感じるのですが、後口がすっきりとした上品な甘さと言えるでしょう。

こちらもいくつかのブランドを持ち、「甘太くん」(大分県産)、「紅天使」(茨城県産)、「葵はるか」(宮崎県産)などがあります。

今後は全国的に多くの地域で栽培が進むことが予想される、さつまいも界の期待の新星ですね。

 

さつまいもの栄養

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さつまいもは、たくさんの栄養素を含んだ優秀な食材です。

食物繊維が多く含まれているのはよく知られていることですし、美肌効果があるビタミンC、Eも豊富に含まれているので、特に女性には嬉しい食材ですね。

少し詳しく見ていきましょう。


■ ヤラピン

さつまいもの最も特徴的な栄養素は、この「ヤラピン」なんです。

生のさつまいもを切った時に、切り口から白い液体が滲み出てきますが、それが「ヤラピン」です。一般的な野菜類の中では、唯一さつまいもだけに含まれている、貴重な栄養素です。

ヤラピンには、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促し、便を柔らかくする作用(緩下作用)があります。さつまいもが便秘に効果的なのは、次に述べる食物繊維とこのヤラピンとの相乗効果が大きいと言われていますね。

 

■ 食物繊維

主要食材の食物繊維含有量(100gあたり)

 ゆでインゲン豆   13.3g 
 ゆであずき   11.8g 
 おから   11.5g 
 パセリ   6.8g 
 納豆   6.7g 
 ごぼう   6.1g 
 にんにく   5.7g 
 アボカド   5.3g 
 さつまいも   3.5g 


このように、さつまいもに含まれる食物繊維は意外にも突出して多いわけではありません。上述のとおりヤラピンとの相乗効果もあって、「さつまいもには食物繊維が多い」というイメージが定着していると考えられます。

食物繊維は炭水化物の消化吸収を緩やかにして、血糖値の上昇を防いでくれます。

また、コレステロールなどの余分な脂質を輩出したり、便通を良くして町内環境を整える効果が期待できます。

ただし、過剰に摂取し過ぎると、お腹がゆるくなったりミネラル等の吸収が妨げられたりしますので、注意しましょう。

 

■ ビタミンC

主要食材のビタミンC含有量(100gあたり)

 赤ピーマン   170mg 
 アセロラジュース   150mg 
 レモン   100mg 
 いちご   62mg 
 ブロッコリー   54mg 
 パパイヤ   50mg 
 かいわれ大根   47mg 
 さつまいも   23mg 
 じゃがいも   21mg 

 

果物や緑黄色野菜に多く含まれているビタミンCですが、いも類の中で最も多くビタミンCを含んでいるのがさつまいもです。

ビタミンCは熱に弱いので、加熱調理すると失われやすいのですが、いも類の場合はでんぷんがビタミンCを熱から守るので、加熱調理しても比較的多く残っています。

ビタミンCは抗酸化作用を持つ栄養素で、皮膚や血管の老化を防ぐ効果があります。
また、ビタミンEとのダブル効果で肌に潤いを与え、美肌効果も期待できます。

ただし、ビタミンCは体内で蓄積することができず、摂取して2~3時間で排泄されてしまいますので、一度に大量に摂取するよりも、数回に分けてこまめに取るようにするのがより効果的と言えるでしょう。

 

■ カリウム

主要食材のカリウム含有量(100gあたり)

 パセリ   1000mg 
 アボカド   720mg 
 納豆   660mg 
 さつまいも   540mg 
 エリンギ   460mg 
 じゃがいも   340mg 
 しいたけ   280mg 

 

さつまいもには、カリウムも豊富に含まれています。

カリウムは、余分なナトリウム(塩分)を排出する機能があるので、高血圧予防、むくみ防止に効果があります

最近の我々の食生活では、ナトリウム(塩分)が過剰に摂取されがちな傾向にありますので、意識的にカリウムを多く摂取するように心掛けることが大事かと思います。
(カリウムは過剰に摂取しても尿で排出されますので、心配はありません。)

カリウムは熱に弱く、水に流れやすいので、
・サラダなどで生の状態で摂取する
・味噌汁やスープの具材として摂取する
などを心掛けると良いでしょう。

 

さつまいもの美味しい食べ方

 

それでは、さつまいもの美味しい調理方法を簡単に見ていきましょう。

焼き芋

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レンジでチンすれば、ご家庭のトースターでも簡単に美味しい焼き芋が作れます。

① 水で濡らしたペーパータオルでさつまいもを包む。
② さらにラップで包む。
③ レンジでチンする(600Wで約10分)。
④ トースターで約10分焼く。
⑤ 表面が乾いて甘い匂いがしてきたら、できあがり。

 

■ 大学芋

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甘くて食べ応えもある大学芋は、おやつにもおかずにも最高ですね。特に関東地方など東日本でよく食べられているようです。

「大学芋」という名前の由来ですが、大正初期に帝国大学の赤門の前にある三河屋といういも屋が、蜜にからめた芋を売ったところ、大学生の間で人気となり、この名がついたと言われています(諸説あり)。

① さつまいもを乱切りにして水にさらす。
② フライパンにサラダ油を入れて熱し、さつまいもを5分ほど焼く。
③ 調味料(※)を入れてよく混ぜ合わせる
④ 黒ゴマをふって、できあがり。
※ 砂糖、醤油、みりん

 

■ さつまいもの味噌汁

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さつまいもはこってり系の味噌汁の具の代表格ですね。

やはりレンジでチンすれば、美味しい味噌汁が超簡単にできちゃいます。

① さつまいもを1cm程度の半月切りにして、水にさらす。
② レンジでチンする(600Wで約2分)。
③ 鍋に出汁と②を入れて2分ほど煮る。
④ 味噌を入れてひと煮立ちしたら火を止める。
⑤ 美味しい味噌汁のできあがり。

 

■ さつまいもと牛肉の甘辛炒め

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さつまいもと牛肉の相性は抜群です。

我が家の食卓では定番のおかずで、甘辛くて美味しくてご飯が進みますよ。

① さつまいもを1cm程度の半月切りにして、水にさらす。
② 牛肉を一口大に切り、下味(※1)を付ける。
③ フライパン(弱火)で中まで火が通るまでさつまいもを炒める。
④ フライパンに牛肉を入れて強火で炒める。
⑤ 牛肉の色が変わったら、味付け(※2)をしてよく絡めてできあがり。
※1 醤油、酒、片栗粉
※2 砂糖、酒、醤油

 

■ スイートポテト

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さつまいものスイーツと言えば、まず思い浮かぶのがスイートポテトですね。

これもレンジでチンすれば驚くほど簡単にできますよ!

① さつまいもを皮ごと水洗いしてラップで包む。
② レンジでチンする(竹串がスッと通るくらい)。
③ 熱いうちに皮をむき、裏ごししてペースト状にする。
④ ボウルにペースト状のさつまいも、バター、グラニュー糖を入れてよく混ぜ合わせる。
⑤ 更に生クリーム、卵黄を入れて弱火にかけながらよく混ぜ合わせる。
⑥ 小分けにしてトースター(1000W、約10分)で焼く。
⑦ よく冷ましたらできあがり。

 

分量などの細かい部分は、クックパッドなどのレシピを参考にしてください!

 

最後に

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今回は、栄養価もあって、おやつにもおかずにもなる万能選手のさつまいもについて、いろいろと書いてみました。

食欲の秋、ぜひ皆さんも美味しくさつまいもを召し上がってくださいね!