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新元号が「令和」に決定! 【元号あれこれ】

 

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はじめに

 

先日、皇太子徳仁親王(なるひとしんのう)の即位に伴う新しい元号が「令和」と発表されました。
来る5月1日に、元号は「平成」から「令和」に改められます。

今、俄かに注目を集めている日本の元号ですが、今回はその元号についていろいろと書いてみたいと思います。

 

元号の起源

 

現在、年の表記に西暦とは別に元号を用いた表記を採用している国が日本だけだというのが、多くの日本人の認識ではないかと思いますが、厳密に言うと、そうではないのですね。

そもそも元号という紀年法を最初に採用したのは、中国です。

紀元前115年頃の中国は、「前漢」と呼ばれる時代で7代目皇帝・武帝のもとで隆盛を誇っていました。このときに、「建元」という元号を用いたのが最初と言われています。

 

各国の元号事情

 

■ 日本

645年、歴史的なクーデターとして有名な「大化の改新」により即位した孝徳天皇が日本で初めて「大化」という元号を採用し、それ以来、日本では和暦という呼び名で元号を用いた紀年法が西暦とともに使われています。

当初より長い間は、天皇の即位の時以外でも、吉事や大規模戦乱、災害時などに元号を変えたりしていましたが、「明治」の時から、天皇の即位に合わせて元号を改める「一世一元の制」になり、現在に至っています。

 

■ 中国

最初に「建元」という元号を採用した中国ですが、その後、1911年の辛亥革命で当時の「清」が倒れて中華民国が誕生すると、元号は廃止されてしまいました。

しかし、1932年に満州国が建国すると、再び元号制を復活させて、「大同」という元号を用い始めましたが、1945年の満州国の滅亡により、元号制は廃止されました。

 

■ 中華民国(台湾)

1912年、中華民国が成立した年を元年とする「民国紀元」という紀年法が現在でも用いられています。1912年以降の各年を「民国N年」と表記するもので、例えば2019年は「民国108年」となります。

改元をしないところが日本の元号とは異なっていますが、広い意味では希少な元号採用国と言えますね。

 

「令和」という元号

 

「令(れい)」という音の響きが清らかで爽やかな印象を受けますね。個人的には非常に良い元号ではないかと思います。昭和でも使われた「和」の字がまた使われたのは、少し意外でした。

ちなみに、「令和」の他に最後まで候補に挙がっていたのは、以下の五つだそうですね。

・英弘(えいこう)
・久化(きゅうか)
・広至(こうし)
・万和(ばんな)
・万保(ばんぼう)

 

天皇の逝去による急な改元ではないという事情もありますが、改元の一ヶ月前に新元号が発表されるのは、史上初の出来事だそうです。近年の様々な分野でのコンピュータ・システム化を考慮し、準備期間の確保の必要性があったためだということですが、もしかしたら各方面で元号改正に追われているシステム屋さんも多いのではないでしょうか。

 

「令和」の典拠

 

これはニュースでも何度も取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、元号としては初めて「万葉集」から採用されました。

(原文)
  于時初春令月氣淑風和

(書き下し文)
  時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ
 (ときに、しょしゅんのれいげつにして、きよくかざやわらぎ)

 

余談ですが、新元号が発表されてから、「万葉集」の解説書がバカ売れしているそうです。早くも令和景気というところでしょうか。
どんな形でも、日本の古典に多くの人が注目し、その良さが広く再認識されるのは良いことだと思います。

 

まとめ

 

安倍首相の談話では、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味を込めた、ということでした。

新しい「令和」という時代が、正にそのような年になれば素晴らしいことですね。