ガンで闘病生活を送られていた小林麻央さんが他界されました。
特にファンだったという訳ではありませんが、気品のある佇まい、聡明そうな笑顔、快活なトークが印象的な、素敵な方でした。
非常にショックな出来事ではありますが、私自身よりもご遺族の胸中を思いやると、胸が張り裂けんばかりの辛さかと思います。
「時間」というのは、時としてとても残酷なものです。
人に裏切られたり、傷つけられたりして酷い痛手を負った心を癒してくれる最高の薬が「時間」であるならば、絶望の淵に立っている時に「いつの日か・・・」と一筋の光を照らしてくれるのも「時間」です。しかし、大切な人を無理矢理遠い世界へ連れていってしまうのもまた「時間」なのです。
今日ばかりは、「時間」という魔物の仕打ちの残酷さを心から恨まずにはいられません。
小林麻央さん、もう苦しまなくていいですから、どうぞ安らかにおやすみください。
あなたの笑顔は、いつまでも私達の心の中で輝き続けていくことでしょう。
合掌。