はじめに
まず最初に、誤解のないように注意して頂きたいのは、「ストレス解消術」ではなくて、「ストレスを溜めない術」です。
特に社会に出てから数年くらいの若手サラリーマンの方、ストレス溜めてませんか?
・顧客からの無理な要求
・上司からの無謀な作業指示
こんな事が毎日のようにありますよね。
しかし、ある考えと行動を実践することによって、ストレスに悩まされることが非常に少ない社会人生活を送る事ができるのです。
それは、どういう事なのか!?
今日はそれをお話ししたいと思います。
もちろん、人によって性格も様々だし、働いている環境も違うので、今からお話しする事が全ての悩める人に当てはまるとは思いませんが、ああ、そういう考えもあるんだなー、程度の参考にしてもらえれば良いかなと思います。
二つの考え方と一つの行動
まず、人はどういう時にストレスを感じてしまうのか、ですね。
・上司が、明らかに自分(上司)が担当している仕事を振ってきた
・上司が、明らかに私の能力以上の仕事を振ってきた
・上司が、18時を過ぎてさあ帰ろう、という時に仕事を振ってきた
こんなケースはよくあると思います。
18時、19時を過ぎても自分の机の上にはやらなければいけない仕事がてんこ盛り。
だけど周りの連中はさっさと帰り支度を始めて「お疲れ様でした~」。
なんで俺だけがこんなに苦労しなくちゃいけないんだ?
あー、全然終わんねーよ!畜生!
机の上も頭の中も軽いパニック状態。
これはストレス溜まりますねー!
しかし、こんな状況に陥っても、
二つの考え方と、一つの行動
さえ実践すれば、ストレスは感じないようになるんです。
まず、考え方の一つ目。
「仕事は、できる人に集まってくるものだ」と考えること。
これは、詭弁でも何でもありません。真実です。
仕事というのは、水が上流から下流へと流れるがごとく、できる人の所へ自然と集まってくるものなのです。
あなたの所に仕事が集中してくるのは、あなたが仕事ができる証拠なんです。
仕事を振られても、イライラカリカリする必要はありません。
あー、また俺んとこへ仕事が来ちゃったよ~。
まあ、しょうがないな。
俺の能力からすれば、これくらい。
くらいのポジティブ思考で、大きく構えればいいんです。
そして、考え方の二つ目。
「仕事をやらされる」ではなく「仕事をやってあげる」感覚を持つこと。
あなたは、上司に仕事をやらされている、のではないんです。
上司のために、仕事をやってあげているんです。
えー、またそんな仕事を俺にやらせるの?
わかった。わかった。
やってあげますよ。
くらいの気持ちで、取り組んでみてください。
この二つの考え方が実践できれば、かなり気持ちが楽になると思います。
そして、最後に一つの行動です。
物事に優先順位をつけて、明日でいいものは明日にすること。
仕事が集中してしまった場合は、軽いパニック状態に陥って、何が何だかわからなくなりますよね。それで、とりあえず最初に言われたヤツとか、とりあえず手にとったヤツとか、闇雲に手をつけて、結局重要な物が最後に残ってしまって、ますますパニックに陥ってしまう、なんてことがありがちです。
こんな時に大事なのは、目に見えない物を可視化させる、ということです。
仕事が集中してしまった場合には、まず、
これは・・・重要だから今日中にやっておこう。
これは・・・5分でできちゃうから最初にやっつけちゃおう。
これは・・・明日の昼までにできていればいいから、明日やろう。
というように、一つ一つの優先順位を決めて、チェックリストでも作っておくのがいいですね。
そうすると、大量の仕事がいくつあるかわからないけど「どか~ん」と来て・・・ではなくて、10個の仕事があって、そのうち今日中にやらなければいけないのが6個あって、残りは明日の夕方までで大丈夫だから、まずはこの6個からやっつけよう!というように、全体量が把握できて、優先順位も決まるので、精神的に追い詰められた感がなくなって、楽に仕事に取り組めるようになります。
ここまででお話した、
二つの考え方と、一つの行動
これだけ実践すれば、かなりストレスが軽減された状態で仕事ができるようになると思います。
注意すること!
ただし、次の点には注意してください。
まず、繰り返しになりますが、人の性格や仕事の環境は同じではありませんので、ここで述べてきた事が当てはまらない場合ももちろんあります。こういう考え方もあるんだな、程度に捉えて頂ければと思います。
そしてもう一つ。これはあくまでも自分の中での「考え方」なので、これをそのまま態度に表すのは絶対にNGです。
パニックに陥りそうな時でも、ネガティブになるのではなく、物事の視点を変えてポジティブに見てあげれば、精神的な負担が軽くなる、という事なのです。
最後に
ストレスが溜まると体調にも影響が出てきますから、まずは溜め込まないことが大事です。
もし少しでもお悩みの方の参考になりましたら、幸いです。