「愛してたって、秘密はある。」第6話が8/20に放映されました。
※ここから先は、第6話のネタバレになりますので、ご注意ください!
今回の放映で、いくつか明らかになった事がありますね。それに伴って全体像が朧げながら見えて来たような気がします。
明らかになった事
■ 指輪のすり替えはやはり虎太朗の仕業だったということ。
しかし、なぜ虎太朗が黎の父親の指輪を持っていたのかは不明です。この点は、後で触れたいと思います。
■ 爽にも秘密があったこと。
どうやら爽は10年前にある事件に巻き込まれ、その被害者になっていたようです。爽の母親の「前に進みたい」「あなたは幸せになりなさい」という会話から想像するに、それは誘拐かレイプあたりかと思えます。
そして、その犯人が黎の母親の同僚医師・風見であるらしいです。
しかし、これもあくまでもサブ的なエピソードで、「黎の父親の死体を掘り出したのは誰か」というメインのエピソードとは関係ないような気がします。
これについても、後ほど触れたいと思います。
今回もまた細かい謎が散りばめられていましたね。
◾︎ 黎がメールのやり取りをした相手は誰か?
◾︎ 鍵のついた引出しから証拠品を持ち去ったのは誰か?
◾︎ 盗聴器を仕掛けたのは誰か?
これらの謎解きも含めて、ここで今回の物語の全体像を予想してみようと思います。
まず、大きな前提として、黎の父親が生きているということはない、ということです。
客観的な事実として、これを前提として話を進めたいと思います。
今回の物語は、メインの大きなエピソードの周辺に、あたかも相互に関係があるかの如く小さなエピソードが存在していて、しかもそれらを並列に、同等に扱うことによって、視聴者を混乱させるような意図が見られます。
メインの大きなエピソードとは、
◾︎ 誰が黎の父親の死体を掘り出したのか。それは何故か。
これが全ての根源です。
この犯人は、ズバリ、黎の母親・晶子でしょう。
理由は、爽との結婚を阻止して黎を自分のそばに置いておくため、です。
母親の歪んだ愛情というところでしょうか。
黎のメールに対して「君を一番よく知っている人」と答えているあたりからも、この予想は順当かと思われます。
このメインのエピソードに絡む小さなエピソードとは、
◻︎ 虎太朗と果凛の連携による、黎と爽の結婚の阻止活動。
これは単純に好きな人を取られたくないという嫉妬でしょうね。盗聴器もこの二人の仕業ではないでしょうか。
◻︎ 爽の過去の事件。
黎と爽が結婚の意思を固めた時、風見はまだ黎の結婚相手が昔の事件の被害者(爽)ということを知らなかったはずなので、風見がメインのエピソードの犯人だとは考えにくいです。爽が黎の結婚相手だと知った後で、過去の事件が表に出ることを恐れて、結婚を阻止するために行動を始めた、ということではないでしょうか。
◻︎ 港北医科大学病院の収賄疑惑。
爽の兄が追いかけている事件ですが、これはこれで独立した事件で、場を混乱させるために巻かれたエピソードではないかと思えます。
以上が私の考えで、メインのエピソードの犯人は黎の母親・晶子で決まり!と思っているのですが、ただ、可能性として、裏で「晶子と虎太朗」「晶子と風見」が繋がっているということはアリだと思います。
と言うか、虎太朗が持っていた黎の父親の指輪とか、死体の掘り出しは晶子一人では難しいとかを考慮すると、逆に裏で繋がっている説のほうが説得力ありますね。
晶子が虎太朗をけしかけていたり、晶子が風見を(好意をチラつかせて)協力させたり、とか。
これは結構イイ線いってるのでは、と思っているのですが、ただ、まだ説明できていない点はあります。
◾︎ 風見の墓参りシーンがあったが、風見の父親はどう関係しているのか?
◾︎ 晶子と爽の父親との関係は?
なので、もしかしたらこのような単純な話ではなく、もっと複雑に絡みついた人間関係が潜んでいるのかも知れませんね。
いずれにしても、次回放映を楽しみに待ちましょう!