はじめに
ブログに画像を貼り付ける時の注意点ですが、実は私も以前は全く気に留めていませんでした。
が、ある時諸先輩方のブログを読んでいた時に、「ああ、なるほどなあ」と目からウロコだったので、ぜひここに書き残しておこうと思った次第です。
SEOという点に特化して書きますが、Google、yahooなどの検索クローラーは、画像データの内容というものを認識できません。
その画像データを適切に説明するテキストデータを付与することで、初めて検索クローラーがキャッチしてくれるわけです。
素敵な画像を貼り付けて、「これを多くの人に見て欲しいなあ」と思ったら、ぜひこれから述べる3点に注意してみてください。
SEO的に効果があるとかないとか、諸説はいろいろとあるのですが、やっておいて損はないと思います。
3点とは、
① 画像のファイル名
② 画像のtitle属性
③ 画像のalt属性
になります。
これらを適切なテキストデータに変えていきましょう。
画像のファイル名
デジカメや携帯のカメラで撮影した画像のファイル名は、年月日だったり連番だったりしますが、これでは検索エンジンが何の画像なのか理解できません。
検索エンジンは画像のファイル名もしっかりテキストデータとして見にいきますので、猫の写真であれば「cat」、富士山の写真であれば「fujisan」というように、何の画像かわかるようなファイル名に変えてから、ブログにUPするようにしましょう。
ただし、ファイル名は英数字でつけることをお勧めします。携帯の機種によっては、日本語のファイル名だと表示できない場合があります。
こういう画像の時に
これだと何の画像かわからない
こうすれば、何の画像か検索クローラーもわかる
画像のtitle属性
「HTML編集」で記事を見ると、画像を貼り付けた箇所はこのようになっています。
この「title="xxxxxx"」の「xxxxxx」の部分を、画像を簡単に表せる言葉に変更しましょう。
これは、PCなどでマウスを画像の上に置いた時に表示されますので、SEO対策だけでなく、読む人にとっても意味のない英数字の羅列が出るよりは好印象になると思います。
ただ、このtitle属性はSEOにはあまり影響がないという評価もありますので、あまり神経質になる必要はないかと思います。
ここは日本語でOKですので、「我が家の猫」とか、「朝の富士山」というような、画像のちょっとした説明になるような言葉に変更しておくのがよいでしょう。
画像の説明のテキストにする
マウスを置くと、このように表示される
画像のalt属性
同じく「HTML編集」で記事を見た時に、画像を貼り付けた箇所はこのようになっています。
この「alt="zzzzzz"」の「zzzzzz」の部分ですが、ここは検索クローラーがしっかり巡回していくところであり、また、何かの理由で画像が表示できない環境の時に代わりに表示される代替テキストになりますので、画像の簡単な説明文に変更しておくのがよいでしょう。もちろん、日本語でOKです。
ただし、注意しなければいけない点があります。
・title属性の文言と全く同じにはしない。
・「猫 白猫 マンチカン おもちゃ 遊ぶ」といったような、明らかにSEOを狙った単語の羅列にしない。
もちろん、画像に関係のない言葉の羅列もNGです。Googleにスパム判定されてしまう可能性もありますので、ご注意くださいね。
例えばこのように変更する
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の話は、あくまでSEO対策ということで、ファイル名、title属性、alt属性を意味のない英数字の羅列から意味のある言葉に変えれば、少しでもクローラーに引っかかる可能性が大きくなる、というものです。
SEOを特に考慮しないのであれば、ファイル名、title属性、alt属性が意味のない文字列であったとしても全く問題はありません。
それでも、素敵な画像であれば、ぜひ多くの方に見てもらいたいですからね。
少し時間をとって、対応してみてはいかがでしょうか。