はじめに
10月に新宿ディスクユニオンに中古CDを発掘しに行きまして、その時の様子を記事に書きました。
今回、また行ってきましたので、GETしたCDなどご紹介したいと思います。
今回GETしたCD
それでは、ご紹介していきます。
イエス「Fragile」(邦題:こわれもの)
名曲「ラウンドアバウト(原題:roundabout)」が収録された1971年リリースのアルバムです。
ロックの名曲を3曲だけ挙げろ、と言われたら、「ラウンドアバウト」は絶対にいれますね。個人の技量ももちろん素晴らしいし、アレンジも素晴らしい、変化に富んだ曲構成も最高に素晴らしい!
まさに名曲です。
スティーブ・ハウの、ハーモニックスから始まるギターのイントロは、当時のギター少年なら誰もが練習したのではないでしょうか。
個人的にはクリス・スクワイヤのリッケンバッカーから奏でられるゴリゴリしたベースが大好きです。
ピーター・フランプトン「Frampton Comes Alive!」
1976年リリースの、アメリカ・ツアーを収録したライブ・アルバム。
このアルバムは売れましたねー!
全米1位はもちろんのこと、全世界で1,000万枚を売り上げるという驚異的なセールスです。このアルバムが売れたのをきっかけに、世のロック・バンド達がこぞってライブ・アルバムをリリースし始めた、というのも頷ける話です。
この人もまたスゴイ人気でしたね。黒のギブソン・レスポール、トリプル・ハムバッキングがトレードマークで、一時期どこのメーカーも「フランプトン・モデル」を売り出していたのではないでしょうか。
ピーター・フランプトンと言えば、トーキング・モジュレーターの使い手として有名ですね。
トーキング・モジュレーターとは、ギターの音に人間が喋っているようなイントネーションを加えるエフェクターの一種です。ギターの音を通常のアンプではなく専用のアンプからビニール・チューブなどを通して弾き手の口の中に入れて口の中で共鳴させ、それをボーカル・マイクで拾います。
このアルバムからシングル・カットされて全米6位の大ヒットとなった "Show Me The Way" でもその演奏を聴くことができます。
アルド・ノヴァ「ALDO NOVA」
カナダ出身のイケメン・ギタリストが1982年にリリースした自身初のソロ・アルバム。
ギタリストと書きましたが、ドラム以外の楽器は全部自分で演奏しており、歌も歌ってるし、プロデュースも自分でやっちゃってます。何と呼べばいいんだろう。
ハードでメロディアスでポップなロック、路線的にはジャーニー、TOTOあたりが近いですね。全米8位というセールス的にも大成功のアルバムでした。
ただ、このアルバムのリリース後は、セカンド・アルバムの "Subject...ALDO NOVA" から "Monkey On Your Back" をシングル・カットして全米12位のヒットを記録したりはするのですが、自身の活動はだんだん尻すぼみになっていってしまいます。
しかし、セリーヌ・ディオンやボン・ジョビなどに積極的に楽曲提供を行い、ソング・ライターとしての才能を開花させています。
才能豊かなミュージシャンですね。
ヴァンゲリス「炎のランナー(原題:Chariots Of Fire)」
1982年に公開された映画「炎のランナー」のサウンド・トラックで、音楽は全般をギリシャの音楽家、ヴァンゲリスが担当しています。
映画のオープニングである1曲目の「Titles」という曲が、「Chariots Of Fire」という題名でシングル・カットされて、大ヒットしました。アルバム、シングルともに全米1位を獲得しています。
このヴァンゲリスというお方、なかなかスゴイ人なんですね。
映画音楽としては、この「炎のランナー」の他にも
■ 「ブレードランナー」(1982年)
■ 「南極物語」(1983年)
■ 「1492 コロンブス」(1992年)
などを手掛けています。
また、自身のオリジナル・アルバムの他にもテレビ音楽、舞台音楽など多岐に渡る活躍をしております。
スポーツ関係のイベントの音楽も数多く手掛けており、
■ シドニーオリンピック開会式 オーストラリアからギリシャにオリンピック旗を引き継ぐ際の音楽と指揮(2000年)
■ 2002 FIFAワールドカップ 公式アンセム(2002年)
■ アテネオリンピック 公式エンブレムに付随するロゴ音楽(2004年)
などが代表的な作品です。
まとめ
今回は4枚のアルバムを購入しましたが、費用は3,000円ほどでした。
中古CDの発掘は、ちょっとお宝探し的な楽しさがあって止められませんね!
また今度行ってきまーす!
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